【公演終了】𡈽野研治 独唱会

【公演終了】𡈽野研治 独唱会

2023年1月26日

◎日時:2023年3月26日(日)

◎開演:14:00(13:30会場)

◎会場:東京オペラシティ  リサイタルホール

(Bar)𡈽野研治 (Pf) 川田将人 (Ob) 園田明香

◎全自由席 ¥3,500

◎チケット取扱:センターヴィレッジ

◎お問い合わせ:センターヴィレッジ

E-mail:info@cvmf.jp

TEL:03-5367-8345

♢ベートーヴェン

   ・アデライーデ

   ・哀愁の喜び

   ・ゲーテのファウストから

♢松尾祐孝作曲:ヴォカリーズによる4つの情景 

   ~声とオーボエ(または篳篥)の為の組曲~(2022年委嘱作品初演)

   Ⅰ:悠久 Ⅱ:生命 Ⅲ:旋回 Ⅳ:郷愁 

♢𡈽野研治作詞 竹内一樹作曲

   共生-コロナの時代(とき)に(2022年委嘱作品初演)

   Ⅰ:永遠(とわ)に Ⅱ:春 Ⅲ:touch 

   Ⅳ:コロナの時代(とき)に Ⅴ:共生

♢ブラームス:ドイツ民謡集から

   ・目覚めて美しい心よ

   ・深き谷間に

   ・僕の彼女はバラ色の唇

幼少期の音楽環境がその後の生き方や音楽表現に大きな影響を与えると考えられています。昭和40年代にNHK東京放送児童合唱団で経験した様々な音楽体験が基盤となり《今》の私があるのだと思います。同時代NHKは内幸町から渋谷へ、ラジオからテレビへ、白黒からカラーへと移行し、著名な指揮者との共演やBBC世界アマチュア合唱コンクール第2位受賞など、昭和の高度成長期と共に音楽がありました。今回はNHK東京放送児童合唱団に在籍した作曲家の松尾祐孝氏と竹内一樹氏に作品を委嘱しました。児童合唱団で培われた音楽的感性がどのように3人の《今》に繋がっているかお聴きいただければと思います。

◇𡈽野研治(つちのけんじ)プロフィール◇

1955年東京生まれ。NHK東京放送児童合唱団に在籍し放送やレコーディングを行った。国立音楽大学声楽科卒業後、埼玉県内の特別支援学校に勤務し音楽療法の実践研究を行い、その業績により音楽教育振興賞、埼玉県教育委員会教育長表彰、下總晥一音楽賞を受賞。

NHK洋楽オ-ディション、日本演奏連盟新人オ-ディションに合格。2009年に「日瑞音楽交流プロジェクト」(スカンジナビア・ニッポン ササカワ財団助成)を設立し、東京、京都(清水寺円通殿)スウェーデンなどで演奏および音楽療法の交流を行う。2018年には視覚障害の子どもを中心とした東京ホワイトハンドコーラス(現在の東京子どもアンサンブル)の歌唱指導を行い、練習から本番までの様子がNHKEテレで放送された。

日本大学芸術学部教授、一般社団法人日本音楽療法学会副理事長、日本芸術療法学会理事を歴任。平成音楽大学客員教授。認定音楽療法士。日本演奏連盟会員。声楽を西内静、西内玲、畑中良輔、長井則文、エルンスト・ヘフリガー各氏に、ピアノを堀江孝子、中村ミキ子、金井紀子各氏に師事する。

著書に「心ひらくピアノ~自閉症児と音楽療法士との14年」(春秋社)「障害児の音楽療法-声・身体・コミュニケーション」(春秋社)、共著に「標準音楽療法入門(下)」(春秋社)「音楽療法の実際」(牧野出版)、評論に「畑中良輔の世界」「Es kommt-西内玲とフォルカー・レニッケの残照」「音楽回想-バレエ-音楽療法そしてイギリスの歌手たち」(いずれも江古田文学)がある。

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